開業を考えている人からちょくちょく相談をいただきます。
共通していえることは、みんな不安だらけだということです。
自信満々で開業する人もたくさんおられるのかもしれませんが、たいていが不安いっぱいで相談されてきます。
準備万端で開業したい、少しでも不安のない状態で開業したいというのはわかりますが、最低限のところは開業しようと考えておられる時点でわかっていると思います。
あとは本当に自分ががんばるか否かだけです。
僕の場合は、田舎でベッド2台だけ、高台にある実家の小さな部屋を改装して始めたので失敗してもおかしくない状況だったと思います。
医療法人の事務次長を務め、自分のいた病院では事務長としてやらせていただいていたのでおそらくそのままでいたほうが安心して人生を歩めたかもしれません。
退職するときも「その地位を捨てて辞められるんですか?」と聞かれたくらい社会的にも良い立場にいさせていただいていました。
結局、決めるのは自分ですから。
いつも言うとおり、自分自身に偽りなく、本当に実力をつけていれば出た結果が悪くても全力をだしての結果ですから納得できますし、挽回もできます。
しかし、偽り・ハッタリで犯した失敗は立ち直れないことが起こり得ます。
だから相談されてきた方には言います。
「失敗しても自分持ちやで」
失敗することが怖くて動けないなら開業などとえらそうなことを言わなければ良いわけです。
開業して今に至っている人たちは必ずリスクと戦ってきていますし、今も戦っています。
そんな当たり前をしっかりと腹の中に落とし込めば、あとは自分もやるしかないという単純な結論に行き着けると思います。
ちなみにちょくちょくお話を頂きますが、僕は開業コンサルタントではないので、コンサル業務はしません。
おもしろおかしく相談に乗るくらいが精一杯です。
徳見
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