2011年12月15日木曜日

牡蠣

冬になると鍋物がおいしい。

このごろはよく「カキフライ」「カキ鍋」などのメニューをうたうお店もある。

寒くなる時期がおいしいのかカキフライはたしかにこの時期しか食べれない。

少なくとも産卵をむかえる春か夏にかけての痩せてしまった貝ではあのプリプリ感はでないのは間

違いない。

ちなみに「生食用」と「加熱用」にわけて売られているが、これは鮮度で分けられているのでは

ない。

養殖場の違いと製品にする際の処理方法の違いからわけられている。



漢方では「牡蠣(ぼれい)」という名で呼ばれてその殻を用いるが、特に「胃寒」「胃の痛み」に対し

て用いる。

主成分が炭酸カルシウムなので貴重なカルシウム源としても珍重されてことと思う。


神農本草経に記載されているところをみると牡蠣は昔から食用にされてきたのだと感じると

ともに、その殻までも吟味した神農はすごい人だったのだと思う。




徳見

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