毎日書類をやっつけているが、一回につき、だいたい2~3通の書類がある。
契約書や経理内容、データなどであるが、なぜこうも毎日書類が届くのか不思議でならない。
印鑑を押したり、内容を読んで捨てるべきかどうかなど選択しなければならないものもあるしで
取捨選択の難しさを毎日感じている。
可能な限りスキャナーで読み取りデータとして保存する方法をとっているが、それでもドロップボックス
に落とし込みきれないものは鞄に書類として持ち歩いている。
子供のころの社長さんのイメージは、大きい机の前に革張りの椅子に座り、書類にハンコをおして
いる感じだったが、社長として僕はダイニングテーブルでハンコをおしている。
いまになって思えば、事務所もない、机もないそんな社長としていられることに感心する。
スタッフはよく知っているが、うちのダイニングが按幸堂事務所として機能しており、あるときは応接
間に変わる。
広くもないダイニングだが、一番落ち着いて仕事が片づけられる。
賛否あるが、僕は「家庭に仕事を持ち込まない」のは反対なのである。
家に持ち帰らないといけないほど仕事を抱えている人もいる。
それがだらだらやっていなくてもそういう状況だってある。
家が一番落ち着くならやはりそこで仕事を片付けたいとも思うだろう。
また、子供たちには、親が仕事をしている姿をしっかりと見せるべきだと考えているし、だから
診療所にも入ることを許している。
患者さんに迷惑かけたり、スタッフに迷惑をかけたりすることがあるが、大人になったら仕事をして
家族を養う。
それがどういうことかを常に見せ、教えることが親として、大人としての義務だと思っている。
そういうことをしていると、たまに「お仕事ありがとう」と言ってくれる。
ありがたいと思い、労働に対する感謝の気持ちを持ってくれていることに喜んでいる。
また、そういう環境にご理解くださっている患者さん、スタッフにも大感謝である。
徳見
お子さんのお仕事ありがとうは嬉しいですね!
返信削除ありがとうございます。
返信削除家族もスタッフもなにより大切なものですから、どちらにしても仕事をしっかりすることがプロとしての自分の義務だと思っています。
プロになるために日々努力を惜しまない、そんな生き方をし続けたいものです。
これからもよろしくお願いします。