六十九難に曰く、
経に言う、
虚する者はこれを補い、実する者はこれを瀉し、
実せず虚せざれば経を以ってこれを取るとは、何の謂いぞや。
然り、虚する者はその母を補い、実する者はその子を瀉す、
当に先ずこれを補い、
然る後にこれを瀉す。
実せず虚せざれば経を以ってこれを取るとは、
これ正経自ら病を生じ、他邪に中らざればなり、
当に自らその経を取るべし、
故に経を以ってこれを取ると言う。
今日から難経を毎日更新していこうと思う。
東洋学術出版社の難経解説の書き下しを読むことになるのでちょうど良い。
時間を無駄にせず、しかしブログはきちんと更新する。
本来の趣旨とは異なってしまい、患者さんにとっては何のことかわからないと思われるが、こういう
文献の中の考え方を基に東洋医学は在り、少なくともわれわれはそれに基づいて鍼灸、治療をし
ていることを知っていただける一助になればと思う。
もしも、質問などがあればぜひともコメントなどをいただければと思う。
浅学なためお答えできないことなどがあれば、さらに学を深めてご返答できるようにがんばりたい。
徳見
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