2013年2月16日土曜日

スタッフの個性

徳見です。

多くのスタッフがいると、それぞれの個性を感じずにはいられません。

しっかりしているようでそうでなかったり、何かの時にきらめきをみせたりと、いろいろです。

そういう個性を十分に出しながら日々の診療にあたってもらえるように、按幸堂ではマニュアルというものをほとんどつくっていません。

マニュアル通りの施術やサービスをすれば、一定の品質を確保できるので本来ならそうすべきかもしれませんが、我々はほぼ全員が個々での開業を目標としています。

そのため、個性をなくすような事をしないために、マニュアル化せず存分に個性をだしてもらえるようにしています。

もちろん、掃除や、作成書類のことなど事務的なことや定型的な業務についてのマニュアルはありますが、それら以外はほぼ個々の責任、個々の意識に任せています。

ですから、われわれのなかでは、うちをいつくらいに辞めて、どうやって開業するか、また次にどういう治療院に勤めるかなどを、まだ働いている段階から話し合いをはじめます。

成長したスタッフが辞めていくことは治療院にとっては大きな痛手です。
そのため、スタッフが辞めるという話を勤続中は口にしにくい雰囲気があるものです。

患者さんからも当然「そうして辞めさせたの?」というお声を頂きます。

しかし、われわれは各個人が辞めてからさらに発展、成長していくことを邪魔したくない、できるだけ助力したいと思っているため、勤続中に先のお話をする、そういう風土が根付いているのです。

退職してからも、忘年会やいろいろな催し物にたくさんの元スタッフが来てくれることがそういうことが皆の役にたっているのかな?と少し思わせてくれます。

今後もわれわれはそういった個性を大切に、皆が成長していける治療院グループを目指していきたいと思います。

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